富士スピードウェイ開催初体験レポートその６

オープニングセレモニーが終わってしばしの静寂のあと、いよいよレーススタート！
のはずだったけど、雨がすごすぎてSC先導で10周以上走ってた。観てても、いかにもレースできなさそうな雨と路面と水しぶき。このままレースできなかったらどうすんのかなぁと思ってたら、ローリングスタートになるとのアナウンス。ここにモントーヤがいたらローリングスタートは得意中の得意だよなぁと思いつつスタートを待った。
で、ローリングスタート！
なんと、目の前で22台が一気に加速！
雨だし、2400CCだけど、やっぱすごい！
しびれた～！
メインスタンドの気分になった。
レース中も雨がやまなくて、途中で順番がわけわかんなくなった。
とりあえず目の前を誰が通過するのかを確認。
順位表示タワーは遠くて見えないし、テレビの文字は小さくて読めないし、アナウンスは聞こえないし、順番をしゃべってる気配もない。
たまに隣に座ってた仲間が双眼鏡でテレビの文字を読んで、順番を教えてくれてた。
PIT-FMとか聴いてたらもうちょっとわかってたのかもしれないけど、両耳でちゃんと生のエンジン音を聴きたかったのでラジオは聞かなかった。
混乱の中、イエローでSCが入って順番がアナウンスされた。
ちょっと一息。順番もわかった。
あとはばっちり。
しかし、見えるところでいろんなマシンがスリップしたりスピンしたりぶつかったりしてたなぁ。
で、最後の最後、マッサとクビサの攻防！
むちゃくちゃ盛り上がった。
最終コーナーで押し出されたマッさの気合いの入ったカットビは震えがきた！
それまでのトロトロのレースの記憶が全部ふっとんでしまうぐらい。
これを目の前で観られただけでも満足。
今回の席は相当良かったかも。