鈴木亜久里の冒険

たまたま妻の実家に遊びに行ったときに、実家で取ってる新聞に「鈴木亜久里の冒険」の宣伝が載ってて、近場の本屋に行ったけど売ってなくて、とりあえず読んでみてずっと持っておきたくなる内容だったら買おうと思って、図書館で検索したらあったので借りて読んだ。

亜久里さんがSAF1を作ってから富士GP直前までの苦労、葛藤、喜び等々がインタビューを交え描かれてる。
知ってる話も結構あったけど、初めて知る話もあって、一気に読んだ。

やっぱ大変だよなぁ。
というか、むちゃくちゃ大変だよなぁ。
巨大な自動車メーカーチームが殆どを占める今のF1に、プライベーターで全くの新しいチームを起こして参戦するのは、冷静に考えたら馬鹿げてる。
でも、それをやってのけた。
今シーズンは、スペインとカナダで入賞までした！
日本の企業が全然スポンサーしない苛立ち、失望。。。
世界に目を向けている企業はヒジョーに少なくて、世界に向かってる企業は既になんらかのスポンサーをしてるからF1のスポンサーをやろうとは思わないらしい。
日本はカーレース人口少ないし。
スポーツカー売れないし。
でも、ギリギリの資金でなんとなんと、入賞したのはもんのすごい快挙！
スペインのレース、カナダのレースのシーンを読んでると、あの感動のシーンが蘇ってきて泣けてきた。
思い出すだけでも泣きそう。
電車で読んでたから涙をこらえるのに必至だった。

自分がどっかの社長かなにかだったらスポンサーしたいなぁ。。。。。