MOTORSPORTS FAN !! -11ページ目

INDY JAPAN 300mile Qualifying

TWIN RING MOTEGIへ向けて朝出発した。ゴールデンウィークの初日なので混んでるかもしれないと思い、例年より1時間早く出たが、それが良かったのか悪かったのか、外環でいきなり渋滞。しかしながらそんなに長くはなく、常磐道は普段と変わらないペースで走れ、結局着いたのは練習走行が終わる頃。まずは指定席の場所確認。E席の結構上のほうで、メインストレートから1コーナーへのつっこみをメインに、2コーナーの立ち上がりもバッチリ見える。基本的にオーバルだから殆どの席で全体が見渡せるけど、場所によって見え方が全然違う。E席はヒジョーに良い。ピットワークは殆ど見えないけど。で、予選を見るためグランドスタンドへ。予選一番の盛り上がりは、ルーキーで女性のダニカ・パトリック。エリオより速いタイムをたたき出し、いきなりトップタイムをマーク。セッティングが決まってるのか、ドライビングが良かったのか、コースの状態(路面温度、ラバーのノリ、風などなど)が良かったのか、なかなか他のトップドライバーが抜けない。しかし、さすがサム・ホーニッシュJr.。ダニカの前に躍り出た。日本人は、サム・ホーニッシュの名前はあまり知らないみたいで、全然盛り上がってなかった。昔っからめちゃくちゃ速くて、アウトサイドからのオーバーテイクは迫力があってIRLを代表するドライバーと言ってもいいぐらいなのに。あと、数少ないシボレー勢のトーマス・エンゲがアウトラップでクラッシュしてしまったのが残念。シボレーは今シーズンを最後にIRLを撤退することが発表されてるので頑張って欲しい。今日のインディカーの走行は、16:00からの最終練習走行が最後。午前中の練習走行は見られなかったので、全車一斉走行はこれが始めて。やっぱりいい。音、におい、スピード、どれも最高。予選でパッとしなかったAGRがどこまで上がってくるか、上位につけたペンスキーのぶっちぎりとなるのか、今年はイマイチだと言われているパノスシャシーながらトップ10に3台入ったレイホール・レターマンがどれだけ頑張れるのか、たった1台となったシボレーのトーマス・シェクターも注目したい。
しかし、暑かった。真夏みたいだった。

サンマリノ決勝

オープニングラップでいきなりビルヌーブが8番手!ここ何年かはスタートで前に出ても渋滞を作る原因になってカッコ悪いレースばっかりだったけど、今回は違った。バリチェロに抜かれることなく安定した走りで、途中からテレビに映らなくなったのでどういう走りをしてたのかわかんないけど6位フィニッシュ!でも地味だったのでテレビでは誰一人として全く触れなかったのがちょっと寂しかった。この調子で開幕当初のレッドブルのように少しでも話題になって欲しい。
佐藤も5番手になったけどすぐウェーバーに抜かれてその後はトゥルーリを先頭に形成されたセカンドグループからなかなか抜けられなくてやっとのことでウェーバーを抜いたけど時既に遅し。1回目の給油でブルツが前に出てしまったので結局5位。後方では、マッサがレッドブルに邪魔されててリウッツィーにもクルサードにもぶつかってた。ライコネンは相変わらず。というか、かわいそう。スタートも綺麗に決まって、めちゃくちゃ速くてアロンソを徐々に引き離してたのに突然のスローダウン。。。今までポールポジションから1回も勝ったことがなく、今回もリタイヤ。予選後のインタビューで「ポールポジションは祝うほどのものではない。途中経過でしかない。」と言ってたのが印象的だった。で、ライコネンがいなくなってからはアロンソが速い!と思ったのも束の間、シューマッハが燃料が少なくなるにつれて異次元の速さを見せてきてガンガン迫ってきて、残り13周ぐらいから瞬きもしたくなくなるようなバトルを展開。このバトル、しばらくはシューマッハは抜こうとしてるんじゃなくて、あおってるだけで余裕ぶっこいてるなと思ってたけど、残り周回が少なくなってきても状況が変わらなかったので抜きたくても抜けなかったのかもしれない。バリチェロは全然だめなのに、シューはめちゃくちゃ速い!引退説が噂されてるけど、まだまだ走りそう。
ということで、今シーズン序盤はTOYOTAが速かったり、レッドブルが以外と良いパフォーマンスを見せてくれたり、フェラーリが精彩を欠いていたり、HONDAが壊れてばっかりだったりで昨シーズンとは全然違ってたけど、ヨーロッパラウンドに入ったらやっとニューマシンが仕上がってきたらしく、勢力関係が元に戻ってきたような感じ。フェラーリ、ルノー、ホンダの3大勢力となるか、トヨタがまた頑張ってくるか、レッドブルはこのまま沈んでしまうのか、元気なマッサとチームと微妙な関係のビルヌーブがいるザウバーはどうなるのか、モントーヤが戻ってきてマクラーレンはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、いろんな意味で目が離せない。
最近は、アメリカンレースのほうが面白いと思ってたけど、こういうレースを見せてくれると一概には言えなくなってくる。
そういえば、シャンパンファイトでアロンソがバトンのほうに行っちゃってシューがポツンとひとりぼっちになったところが面白かった。バトンはシューと仲がいいのか、車を降りてすぐも声をかけてたし、シャンパンファイトでもすぐアロンソをほっといてシューのほうに行ってた。アロンソはシューが嫌い?

サンマリノの1回目の公式予選

今回はジョーダンとミナルディを除けば結構チームが入り乱れてて面白かった。帝王シューはイマイチだし、ビルヌーブは前半はシューと僅差のタイムでちょっと喜ばせてくれたし、琢磨はまあまあでちょっと復活の兆しを見せてくれて、その後すぐにバトンがトップタイム!マッサも元気だし、ライコネンが去年とは違って激しく攻めてるように見えないのにトップタイムを出せるぐらい安定しているところを見せてくれるし、アロンソは勝ち慣れしてきて急にトップドライバーの風格を感じさせてくれるし、面白い!!!2回目の予選でグリッドがどうなるのか、決勝はどんなドラマが繰り広げられるのか、楽しみ。

セバスチャン・ボーデが開幕戦優勝

LONGBEACH


ボーデは30周過ぎた頃、ポールシッターのトレイシーの追撃を食い止め、後半のイエローコーションのあと2番手のトレイシーとの差を5秒に広げた。そのままトップを走行し、チェッカーフラッグを受けた。トレイシーは、スタートはよかったけど、3周目のターン1でジュンケイラに抜かれた。がしかし、ネルソン・フィリップのクラッシュ後の11周目のターン1でジュンケイラを抜き返し2位に浮上。そのままチェッカーフラッグ。ボーデは速い。デビューからいきなり速くて、デビューイヤーにポールポジションが3回ぐらいあったと思う。当時は結構ムラがあって、特異なコースと不得意なコースがあるのか、セッティングが合わせられなかったのか、レースによっては遅くて全然めだたないこともあったけど、去年チャンピオンになったということは、速さに安定感が出てきたのかも。
1 S.Bourdais
2 P.Tracy
3 B.Junqueira
4 J.Wilson
5 M.Dominguez
6 T.Glock
7 R.Bremer
8 A.Allmendinger
9 J.Vasser
10 C.da Matta
11 O.Servia
12 B.Wirdheim
13 R.Hunter-Reay
14 M.Marshall
15 A.Tagliani
16 F.Del Monte
17 A.Ranger
18 N.Philippe
19 R.Sperafico

Qualifying Session 2

PAUL TRACY


1 P. Tracy 1:07.485
2 B. Junqueira 1:07.644
3 M. Dominguez 1:07.803
4 S. Bourdais 1:07.821
5 J. Wilson 1:07.919
6 T. Glock 1:08.274
7 A. Tagliani 1:08.466
8 C. da Matta 1:08.493
9 R. Bremer 1:08.613
10 A. Allmendinger 1:08.638
11 J. Vasser 1:08.770
12 R. Hunter-Reay 1:08.792
13 B. Wirdheim 1:08.834
14 O. Servia 1:08.928
15 N. Philippe 1:09.334
16 A. Ranger 1:09.416
17 M. Marshall 1:09.784
18 R. Sperafico 1:09.879
19 F. Del Monte 1:11.723
クルマは全てFord-Cosworth/Lola/Bridgestoneのセット。

FIRST PRACTICE AT LONG BEACH

S_BOURDAIS

4月8日の1回目の練習走行のトップはセバスチャン・ボーデ。2位はブルーノ・ジュンケイラ、3位はポール・トレイシー、4位はマリオ・ドミンゲス。 ついにCCWSの2005年シーズンが始まった。とりあえず初日の上位はいつもの顔ぶれ。

MI-JACK CONQUEST RACING

CCWSルーキーのカナダ人ドライバーAndrew Ranger(カーナンバー27)と、CCWS2年目の若いフランス人ドライバーNelson Philippe(カーナンバー34)の2名でロングビーチの開幕戦に挑む。 MI-JACK CONQUEST RACINGとしては3年目を迎える。 若いチームに若いドライバーで勢いを見せて欲しい。

RuSPORT RACING

今年で2年目。 拠点はLoveland, CO。 ドライバーは、A.J. AllmendingerとJustin Wilson。 Justin Wilsonは、ご存知F1でミナルディとジャガーで走ってた。 RuSPORTは、2003年、A.J. Allmendingerと、9回のポールポジションと7回の優勝という快挙でトヨタ・アトランティックシリーズのチャンピオンとなった後、2004年にCCWSに昇格したチーム。 F1からCCWSに移籍する人って、結構いる。F1で走れるぐらいだから、普通に考えるとドライビングテクニックはとんでもなくすごいはずだけど、F1はわれわれ一般人には想像もつかないような大金が必要で、それを用意できるぐらいの金持ちか、巨大なスポンサーを見つけられないとトップドライバーにならない限り契約するのが難しい世界だから、資金面でそんなに厳しくないCCWSや他のカテゴリーに移るんだろうな。

ROCKETSPORTSは2台体制

ロケットスポーツは、F1のジョーダングランプリにいたティモ・グロックと契約したことを発表した。 ティモ・グロックは、ジョーダンがチームを売却した後すぐにCCWSへの移籍を考えたという。F1での経験を生かしてルーキーオブザイヤーになれるか。 これで、ロケットスポーツは、ライアン・ハンター-レイとグロックの2台体制で2005年シーズンを戦っていく。

バーレーングランプリ

またまたHONDAは2台ともメカニカルトラブルでリタイヤ。予選タイムはパッとしなくても、レースではいいパフォーマンスを見せてくれるので信頼性があればポイント圏内はそんなに難しいことじゃないと思えるんだけど、いまだノーポイント。TOYOTAはまたまたトゥルーリが表彰台。 今回は、モントーヤの代役で出走したデ・ラ・ロサが魅せてくれた。激しくあおったり抜いたり勢い余ってコースアウトしたりと暴れてた。やっぱりこういうチャンスに存在をアピールして、レギュラードライバーとしてどこかのチームと契約したいんだろうな。テストドライバーじゃ欲求不満になるだろうし。FNにいたときは、ほぼイコールコンディションのなか、ひとりだけとんでもなく速くて光り輝いてたのを見てるので、もう一度速いデ・ラ・ロサを見たい気がする。