MOTORSPORTS FAN !! -12ページ目

FORSYTHE RACING

MARIO

2003年のコンストラクターズチャンピオンであるフォーサイスが、マリオ・ドミンゲスと契約したことを発表した。 ここ数年間のフォーサイスドライバーは、ジャック・ビルヌーブ、グレッグ・ムーア、ロドルフォ・ラビン、パトリック・カルパンティエと、2003年のチャンピオンのポール・トレイシーとツワモノ揃い。 去年ニューマン・ハースにチャンピオンを奪われたので、それを奪回すべく気合が入っている発言が多い、フォーサイス・レーシング。 やっぱり観たいなぁ。CCWS。

NEWMAN/HAAS RACING

今年で23年目。 拠点はリンカンシャー(イリノイ)。 ドライバーは、Sebastien Bourdaisと、Bruno Junqueira。 オーナーは、超有名な俳優ポール・ニューマンと、カール・A・ハース。 昨シーズンは、14レース中9回優勝しコンストラクターズタイトルを獲得した。 今シーズンも、昨シーズンと同じドライバー、エンジニア、スポンサーで引き続きタイトル獲得に挑む。 名門中の名門、ニューマン・ハース。その昔、Kマートがスポンサードしていた頃、あのナイジェル・マンセルがルーキー(F1という違うカテゴリとはいえ、相当ベテランでチャンピオンになったあとなのにルーキー扱いというのが面白い。逆もそうだけど。)でチャンピオンになったチーム。いつからトップチームに君臨しているのかは知らないけど、ここ10年ぐらいはずうっと速いクルマを提供し、速いドライバーと契約してる。ボーデのデビュー・イヤーはテレビで見てて、たまに苦手なコースになると別人のようにおとなしくなってたけど、全般的に相当速かった。かっとんでた。CARTからHONDAとTOYOTAがIRLに移って、一緒に多くのトップドライバーが移籍する前だったらどうだったのか見てみたかった。

Bourdais

PKV RACING

PKV RACINGは、今年で3年目を迎える。
拠点はインディアナポリス。
ドライバーは、Jimmy VasserとCristiano da Matta。
オーナーは、Dan Pettit、Kevin Kalkhovenと、Jimmy Vasser。
バッサーは、今シーズンがドライバーとしては最後の年になるかもしれないと言っている。
ダ・マッタは、競争力がなかったTOYOTA F1を離れてCCWSに戻ったことをとても喜んでいるらしい。

バッサーは96年にチャンピオンになったあとは段々パッとしなくなって、数年前まではたまにトップグループを走ったりしてたけど、全般的にはそんなに速くなかったし、オーナーじゃなかったらシートを確保できていないんじゃないかと思われるぐらいなので、しょうがないかな。でも、数少ないアメリカ人が減るのはちょっと寂しい。やっぱり、アメリカのレースはアメリカ人に活躍して欲しいような気がする。TOYOTA F1チームの内部事情は知らないし、ダ・マッタの気持ちもわからなくもないけど、今シーズン優勝経験のあるドライバーを2人揃えたら、いきなり2戦目で表彰台だから、ホントに競争力がなかったのかどうかは疑問はなくはないかも。でも、クルマも環境もコースもルールも何もかも違うCCWSで、チャンピオンになったときのように速いダ・マッタを見せて欲しい。

1週間遅れでIRLの第2戦を観戦

インディは面白い!今回はショートオーバルなのでウィングがでかくて見た目は迫力あるし、ずうっとアクセルベタ踏み状態のハイスピードバトル。F1やFNと違って抜きつ抜かれつ、ツーワイドは当たり前、スリーワイド、一瞬フォーワイドの攻防!興奮した。
メインスポンサーが冠スポンサーのXMサテライト・ラジオなので気合が入ったのか、ポールポジションはブライアン・ハータ。なんとキャリア初。しかしながら、初戦に同じくダン・ウェルドンが非常に速く、序盤から中盤にかけて殆ど独走態勢でトップをキープしていた。その序盤で面白かったのが、トニー・カナーン。予選でオーバーヒートしてしまい、スタートは最後尾だったが、めちゃくちゃ速い。なんかレギュレーション違反してるんじゃないかってぐらい。燃料を少なくして軽くしてたのか、噴射燃料を濃くしてとりあえず前に出たかったのか、とにかくすべるように速かった。数年前、もてぎで見た、真っ赤なチップガナッシに乗ったモントーヤが牛蒡抜きしたシーンを思い出した。トップグループでは、ペンスキーの2台とダリオ・フランキッティとトーマス・シェクター、松浦孝亮らがバトルしていたけど、トーマスはウォールにヒットして脱落、松浦は最後のタイヤ交換でタイヤバランスが悪くなったらしく、結局10位だった。ダリオも、最後の最後、リスタート直後のコーナーでアウトに膨らんでしまいトップ争いから脱落。結局、サム・ホーニッシュJr.が優勝した。途中のバトルでもエリオよりは速そうだったので順当かな。
でも、今だにホーニッシュがマルボロカラーっていうのがしっくりこないなぁ。パンサーの黄色い車を見ると一瞬ホーニッシュ!?と思ってしまう。
次回はIRL初のロードコース。CART出身者が経験を生かしてトップグループを形成するのか、IRLのみ参戦してきたドライバーがどこまで追随するのか、いろんな意味で面白そう。それ以前の問題として、オーバル以外をやるんだったらCCWSと仲直りすればいいのに。

CCWSが2006年に中国で開催

CCWSは、3月24日、2006年に北京(中))でレースを行なうことでBeijing Auto and Motor Sports Association (BAMSA)と契約したことを発表した。
韓国、オーストラリアに加えて、中国でも開催される。日本は日本産のメーカーやドライバーがいないと盛り上がりに欠けるので再上陸は難しいんだろうな。

ポール・トレイシーがトップタイム

3月23日に、フロリダのSEBRINGで行なわれたテスト結果が、非公式ではあるが、コスワースレーシングエンジニアから発表された。
以前チャンピオンになったことがあるクリスチアーノ・ダ・マッタとセバスチャン・ボーデは24日に走ることが予想されている。

1.Paul Tracy - Forsythe Championship Racing - 51'47"
2.Timo Glock - Rocketsports Racing - 51'64"
3.Jos Verstappen - HVM Inc. - 51'82"
4.Andrew Ranger - Mi-Jack/Conquest Racing - 51'97"
5.Ryan Hunter-Reay - Rocketsports Racing - 52'06"
6.Rodolfo Lavin - Forsythe Championship Racing - 52'10"
7.Nelson Philippe - Mi-Jack/Conquest Racing - 52'13"
8.Jimmy Vasser - PKV Racing - 52'39"
9.Alex Tagliani - Walker Racing - 52'57"
10.Oriol Servia - Dale Coyne Racing - 52'60"
11.Marcus Marshall - Walker Racing - 52'60"
12.Ronnie Bremer - HVM Inc. - 52'62"
13.Bjorn Wirdheim - Dale Coyne Racing - 52'92"

なんと、F1でベネトン、アロウズ、スチュワートなどなどいろんなチームを転々としていたフェルスタッペンがCCWSでテストしてる。レギュラードライバーなのか、テストしただけなのか、リザーブドライバーなのかはわかんないけど、結構速いタイムを出してる。レーシングドライバーって、いつ職を失ってもおかしくない状態だから大変だなぁ。若くて速いドライバーがどんどん出てくるし、新しいレギュレーションやシステムに対応しなければならないし、闘争心というか競争心を保たせなければならないし、歳を負うごとに体力的にも厳しくなるし、、、シビアな世界。

CHAMP CAR YEARBOOK

OFFICIAL CHAMP CAR YEARBOOKが発売される。
見てみたい。

今年のルーキー、アンドリュー・レインジャー

3月21日、MI-JACK CONQUEST RACINGは、アンドリュー・レインジャーという若いドライバーと契約したことを発表した。
レインジャーは、去年のアトランティックシリーズで12レース中6回優勝し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーになり、シーズンオフのテストでもみごとなパフォーマンスを見せたためらしい。
チームは、セバスチャン・ボーデ、ポール・トレイシー、クリスティアーノ・ダ・マッタのようなつわものと競り合うことになると期待しているという。
CARTはスタードライバーや日本のメーカーがIRLに移籍したためその経営がおかしくなったけど、CCWSとシリーズ名称を変え、資金不足に悩みながらもポール・トレイシーやクリスチャン・フィッティパルディ、アレックス・タグリアーニのようにCCWSに留まって頑張っているドライバーはいるし、セバスチャン・ボーデや今回のアンドリュー・レインジャーのように才能溢れるドライバーが新たに参戦してくる。確かにIRLはインディ500という最大のイベントを抱えており、エンジンサプライヤーの競争もあって面白いけど、CCWSはイコールコンディションでの戦いという違った面白さがあるし、ロードコース、サーキット、空港の滑走路のコースなどなど、IRLにはない面がたくさんあるのでもっと注目して欲しいなぁ。
4月10日の開幕戦が楽しみ。

ウォーカー・レーシングは2005年シーズンは2台体制

3月18日、オーストラリア人ルーキーのマーカス・マーシャルと、アレックス・タグリアーニの2台体制となったことを発表した。
タグリアーニはロケットスポーツから移籍したらしい。ウォーカーのほうが名門だけど、ロケットスポーツはタグリアーニがCCWSの世界に引き入れたようなイメージがあるので、たった2年で離れるとは思わなかった。。。

ジャスティン・ウィルソン好調

CCWS2年目のジャスティン・ウィルソンは、フォンタナの1.45マイルのロードコースで52.71秒をマークし、テストを終了した。
火曜日のテストでは、クリスチアーノ・ダ・マッタは52.81秒、ポール・トレーシーは52.86秒、ジミー・バッサーは53.11秒だった。
でも、レースになったら直感、慣れ、度胸、集中力、持続力などなどいろんな要素が必要なのでテストの結果がそのまんまレースの結果に繋がるわけではないのが楽しい。